人生の宝“西垣匠”

 

 

 

 どうも、こんにちは。こんばんは。おはようございます。ねこです。

 2024年ももう1ヶ月が終わりそうですね。時の流れは早いもので、時に残酷です。

 さて。此度突然はてブロに手を出したのは、自分の気持ちのまとめというか、あの時の大切な気持ちを忘れたくなくて文字として残しておきたくなったからです。人間、忘れてしまいますからね。

 

 

 前置きが長くなってもいけないので本題へ。
 今から書くのは、ずっと不安定でどこにいるかも本当にわからないような浮遊した気持ちがちゃんと地に足をつけて、それまでずっとモヤモヤしていたものがスッキリと晴れた時の話です。

 

 まずは(?)私が西垣くんに出会い、ハマるまでの経緯を簡単に、ざざっと書きます。

 私が西垣くんのことを知ったのは、みなと商事コインランドリーでした。オタクの半数以上がそうなのではないでしょうか。わかりませんが。

 私は超特急からみなしょーに入ったオタクなので、みなしょードラマ化の発表があった時推しではないにせよメンバーのドラマ出演が決まった!しかも主演!めでたい!そして1話だけ読んだことがある!となりました。そうともなれば見ないという選択肢は最初からないも同然。

 原作をどこかで買った覚えがあるのに思い出せず電子で3巻まで即購入しました。そしてすぐに読み終えました。とても刺さりました。

 私はとんでもないくらいの面食いなので、西垣くんのことも「この人顔がいいな〜」「まんま香月慎太郎だな〜すげえや〜」と思ってみていました。

 顔がいい。顔が好き。となってもそれ以上ハマることは滅多にないので、西垣くんもそうだろうな。と思っていました。でも、違いました。


 彼はとんでもない人でした。


 気付けば両足を掴まれ、沼に引っ張られていました。それは今も尚、すごいスピードで底があるかもわからない沼の底まで引っ張られています。こわいです。

 約10年。ずっと超特急が一番で、超特急だけを全力で追いかけていました。他の現場にも行っていましたが、私の世界は超特急を中心に回っている!といっても過言ではなかったです。実際そうでした。
 そして、タカシくん以上に好きになれる推しはきっと現れないんだろうな。そう思っていました。


 でも、私の中の何かに西垣匠という人間がハマり、ドラマ放送中からずっとよくわからない感情でふわふわふよふよ浮いていて、自分でも何が何だかわからない気持ちと毎日を過ごしていました。

 顔が好きってもうどうしようもないんですよね。抗えない。そして顔もそうですが、私は西垣くんの人間性にどんどん惹かれていきました。

 タカシくんが好き。でも西垣くんも好き。別に界隈が違うわけで推し変でもなんでもない。ただの推し増し。
 どっちが一番とか、こっちがどうでああだとか、比べるのはお門違いで別にオタクなんて好きなようにやればいいのに、ずっと名前のつけられない、名前のないモヤモヤに包まれて、戦って(?)いました。

 自分が今、何を最優先でオタクをしているのか。
 一番好きなのか誰なのか。
 そんなことはもうとっくの昔にわかっていて、認めてしまえばいい感情なのに、なぜか踏ん切りがつかないせいでモヤモヤとしていました。

 感情に抗う必要もない。自分の気持ちに素直に生きて、思いのままオタクをすればいいだけの話。なのに今一歩踏み出すことができない。でも西垣くんに対する好きの気持ちはどんどん大きくなっていく。

 多分、約10年超特急だけを好きで、ずっと一番熱を注いで応援してきたから思わぬ出会いに私自身が困惑していたせい。な気がしています。未だにわかりませんが。

 なんであんなに認められなかったのか。認めようとしなかったのか。ずっと好きだった気持ちが消えたわけでもないのに、なぜ。未だにわかりません(2回目)

 ただ言えるのは、なかなか踏ん切りがつかない中途半端な自分が嫌で嫌いだったということ。

 そんなわけのわからない感情に包まれながら、自分の気持ちに素直になれないまま1年が経ち、2023年8月3日がやってきます。

 そうです。みなしょー真夏の納涼祭です。
 とんでもない激戦でしたね。本当に胃が痛かったです。どっちも行けてよかった。

 さあ、皆様も記憶に新しいのではないでしょうか。
 台本にはない、奥くんの発言から生まれた西垣くんへの無茶振り。

 みんな大好き(?)シンくんの、湊さんの好きなところを10個言うセリフ。

 生で聞きたかったし見たかったので本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
 撮影は数ヶ月前に終わっている。そしてイベントまでに他のドラマの撮影などもあって覚えることもたくさんある。すでに終わったもののセリフなんて普通の人なら覚えていても曖昧にしか思い出せないのではないか。多分私なら普通に忘れてるな。と思いながら指折り数えて思い出している西垣くんを見ていました。
 そして湊さんの前のセリフが言われ、シンくんのターンがやってきます。

 

「笑顔がかわいい、泣き顔がかわいい、声がエロい、瞳が綺麗、思いやりがある、面倒見がいい、隙が多いのにガードが堅い、誰にでも愛想がいい、くるくる表情が変わる、躊躇なく人を助けられる、そのくせ自分は一人で頑張ろうとする。ああすみません。勢い余って11個も言ってしまいましたね!」

 

 号  泣

 

 拍手喝采、周りは大盛り上がりの中、ボロボロ泣くオタクが爆誕しました。
 この時確かに、私は自分の中のスイッチが切り替えられたというか、ギアチェンジされたというか、背中を押されたというかそんな感覚がしたのをとても鮮明に覚えています。

 ずっとふわふわしていてよくわからなかった感情。何故か認められなかった思い。それら全てのわだかまりがスッ…となくなっていき、それと同時にちゃんと地に足がついたのです。

「私はやっぱりこの人が、西垣くんが大好きだ。この人のことを今一番応援したい。この人の今を見逃したくない」

 そう思いました。
 約2000人のファンがいる。カメラも回っていて配信もされている。撮影は数ヶ月前に終わっていて、イベントの台本にもない完全なアドリブ。そして言わなければいけないのは長ゼリフ。
 とんでもないプレッシャーと緊張感の中、ドラマ同様に指折り数えてセリフを言い、終わり頃になるにつれて表情がついてきていたあの数秒を私は絶対に忘れたくないです。

 ただのドラマ中のセリフ。と言われたらそうで、なぜこれがきっかけになったのかはわかりません。
 でも私はあの日のあの瞬間、ずっとよくわからない感情と浮遊していた気持ちに区切りがついたのです。

 ちなみに(?)夜の部は4月22日に行われた西垣くん初のイベントに一緒に行ったY氏と連番だったのですが、2人して号泣していました。おもろ話。

 だから私は、1月28日のみなしょー真冬の大感謝祭終わりの動画でたくちゃんが西垣くんにセリフを言ってもらっているのを見て、納涼祭での出来事を思い出してまた号泣しました。限界オタク。

 今になってもあの時なんであんなに素直になれなかったんだろうか、なぜあのタイミングで気持ちに踏ん切りがついたんだろう。と首を傾げてしまいます。真相は闇の中。
 好きが増えるのは良いこと。ただ私は、一点集中型オタクなので、全てに同じ熱量は注げません。だからこその葛藤もあったのかもしれませんが、本当になんでずっと悩んでいたのかわからないので怖いです。

 今まで超特急に注いできた熱量で西垣くんを応援したくなった。西垣くんの今を見逃したくない。その気持ちに素直になれた瞬間が納涼祭でした。
 超特急を、タカシくんを好きな気持ちは変わらないし、色褪せることはありません。

 

 西垣くんを好きになれたから出会えたフォロワーが、出会えた作品がある。
 西垣くんがみなと商事コインランドリーの香月慎太郎役のオーディションを勝ち取ってくれたから私の今がある。
 たくさんの選択肢がある中で、俳優として生きる道を選んでくれたから西垣くんの今がある。
 全部運命で、全部奇跡。
 もちろんこれは超特急にも言えること。彼らを知らなかったら出会えなかったもの、知っていたから好きになれたもの。たくさんあります。
 きっとこれから先の人生でも思わぬ出会いとか、好きなものが増える瞬間がもしかしたらあるかもなぁ。と思うこともあります。
 でも例えそうなったとしても、私は超特急や西垣くんのことを今まで通り好きでいると思います。

 一番応援したい人が超特急から西垣くんに変わっただけ。
 根底にある“好き”の気持ちはなんら変わりません。
 よくわからない感情を抱えて、よくわからないところに浮遊していた私を彼は助けてくれた。
 ぐらぐらだった気持ちがかっちりと型に嵌って決心が揺るがなくなったから、改めて私は声を大にして言いたい。

 

 

 

 


 西垣くんのことが世界で一番大好きだ〜〜!!